孤高のうさぎ「マーブル」。
学校飼育動物のお世話をしています。
6年前に子どもたちが通っていた小学校のうさぎたち(その時は7匹いました)を、見るに見かねて世話を始めたのがきっかけです。
この6年と数カ月の間にいろいろあって、ほとんどが亡くなったか別の学校に貰われて行ったのです。。。
行った先で待っていたのは、もっとひどい日々。。。飼育委員さんたちも悪気があってやっている訳ではないのでしょうが、動物たちのことを彼らの身になって考えるということができていないのです。
結果、死なせてしまったり(その前に動物たちがどれだけの苦痛を味わったかなどに想いを馳せることなど彼らにはないのでしょう。。。あったら死なせたりしないはず。。。)、水なども汚れたまま放置されることが多いのです。
今日は、まだ「はてなブログ」の読者のかたにご紹介してなかった「マーブル」についてほんの少し書かせてもらった私の別のブログから引用して、ここに掲載させていただきますね。。。
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マーブルのところにさっき行って帰ってきたんです。
不思議なことに、行く前はすごく寒かったんですけど、
学校の小屋に行ってマーブルと話しているうちに(もちろんうさぎですから返事があるわけではないんですが)、体も心も温まって帰ってきたんですよ。
今日、昼間、美咲ちゃんのママからメールがあって、マーブルの右目の瞳が白っぽくなってるって報告いただいてたのでそれを見に行く約束をしてたのもあったんですが。
行ってみると、この冬になっていままでなかった右目の白濁。。。
7年前は、マーブル、赤ちゃんというか最年少だったんです。今、別の小学校にもらわれてった「はなちゃん」を除いて全てのうさぎが亡くなってしまったことを考えると、そんだけマーブルが年取ったのも当たり前か。。。
今日はちょっとかわったところで、春菊の葉っぱを持ってってあげてみたんです。うさぎでも食べるのかな?食べれば結構栄養価の高い野菜だから、目の障害があるマーブル、少しは喜んでくれるかな。。。
そう思って巣箱に差し入れてみました。。。。
やっぱり、うさぎはうさぎですね。春菊、あっという間に1本食べて、これ2本目です。
白濁してる右目は撮りませんでした。
今日は冷え込むので、木の実(食塩・オイルなしの)。。。アーモンド、くるみ、カシューナッツのちいさいのを一かけずつ、キャベツ2分の1枚、そして下の写真の様にわらを一つかみ。
あげたわらは、長いのを写真のように歯で細かく噛みちぎってくれます。でもそれで自分のベッドができるから。。。
先日、私のブログにたどり着いた人の中に、うさぎを屋外で飼おうとして、しかも雨にぬれても平気なうさぎを手に入れようとしてる人がいたことを書かせてもらいました。
私の記事読んで、メール下さったかたいたんですよ。
そのかたも、ものすごく憤慨してらっしゃいました。お仕置きの方法が決まったら手伝いたいって。
動物のこと書いてるブロガーさんの記事読ませてもらってるんですが、写真を見させてもらって愕然としました。。。このうさぎ、まだ4週齢もたってないんじゃないかっていうのばっかりで、知らないって怖いです。そういうことしてて、それが人気のブログだったりするわけで。。。そのかたの記事にも、どなたかが、12月28日生まれのうさぎを2月8日に飼い始める予定って。。。
43000筆の署名提出して喜んでる場合じゃないんですよね。
ちゃんと、そういった動物の飼育について知らない人に伝わるように情報発信していかなきゃだめなんですよね。。。
マーブルと話していて、そう思ったんです。
マーブルは生きてるから、絶対行ってあげることが必要なんですが、記事やアピールを書くことも大事で。
でも、どっちが大事かって言われると、今の私には、行くことでもらえる勇気や希望、気づきの方がはるかに大事ということになるんでしょう。。。
まずは、動物を生後8週間は親から引き離さないことを徐々に社会に知ってもらうことからですね。
pepsi