pepsiのブログ@hatena

-動物と人とのより良い未来のために-

スノードロップの咲く頃に。。。

私の別のブログに本日掲載したものをこちらに転載させていただきます。普段は地元の2つの小学校で飼われている動物たちの世話をしに行っています。彼らが日々生きるのにやっとの環境で飼われている中、少しでも生き物としての尊厳を取り戻せるように。
 
私が知らないだけで、もっと過酷な生活強いられてる動物はこの星にどれくらいいるのでしょうか。。。すべての生き物が「調和」して暮らせる日なんて来るのでしょうか。。。?
 
その答えとして、ほとんど否定的な見解しか見いだせない今の時代に、ちっぽけでも何かの助けになったら、それはそれで良いではないかと思うのです。
 
今はまだ目に見えない動きではありますが、人間の意識が今のような自己陶酔的な状態のままで良いはずはないのです。。。
 
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いよいよここ関東でも少しばかり雪が降ったり北からの疾風が吹き荒れたりする季節になりました。

娘はコンクールの録音に出かけ、息子は剣道の遠征(県内ですが)、で、私も昼頃2つの小学校の動物たちに差し入れに行き、そのまま車で鴻巣の方に様があってでかけようと。。。

一つ目のマーブルのほうは、ゆうべ深夜に行ってあげたのもあって実家からの大きな泥つきニンジンをかりかり食べてくれました。小屋をおそうじして水換えてあげて。。。二つ目の小学校へ。。。

まず、クジャク小屋の外にたった一面だけ張ったポリエチレンのシート(私が見るに見かねて張ったもの)が一か所はずれてたので、それじゃ風よけにならないので補強しようと金網の中を覗くと。。。



クジャクのめすの方が横たわってました。。。わが目を疑った。。。
先週までなんとかがんばって生きてたのに。。。

でも先週、金網のすき間からよもぎやキャベツ、はこべなんかを差し入れてあげた時、何となく食が細かった気がします。

まだ亡くなってそんなに時間がたってなかったかもしれません。。。もしかして、衰弱して横になってる?そんな気配もある感じ。。。目を閉じたままになってるので触ったらまだ温かかったかもしれません。。。この小学校に通うようになって3年の月日が流れましたが一度も触ってあげることができなかったのが残念です。。。


私が小屋の前で呆然としてると、おすの方のクジャクもいつもなら私のまん前に陣取ってキャベツの催促したりするんですが、今日はそこには立たず、向かって左側に控えて、まるで私の気持ちを察したかのように、私が亡くなったクジャクにお別れするのをじっと待っててくれました。

春菊持ってきてあげたんだけどな。。。

最期に食べずに逝ってしまいました。唯一救いなのは、このクジャクの目を閉じた表情が何となく安らかなことです。

こうして私以外だれにもみとられずにこの世を去るのはあまりに理不尽だと思い、自転車二人連れのこの小学校の子どもたちに声をかけ、小屋の前でお別れをしました。

元気だったころの最近の2羽です。



右側の頭が茶色い方が、今日亡くなっためすのクジャクです。
何度か卵産んでたんですよね。。。

どんな人生(クジャク生)だったのか。。。

命まっとうしたクジャクに拍手です。こんな厳しい環境に何年いたか知るよしもないですが。。。

今日、家を出てまず一つ目の小学校に車で向かうとき、玄関先のほんのわずかな庭に生えてるのみつけたスノードロップです。




毎年、これが咲くと、春はもうすぐそこなんですが。。。

その前に逝ってしまっためすのクジャク。。。あとちょっとであったかくなるとこだったんですけどね。。。

こんどは良い飼い主に恵まれてね。よく生きたよ。またいつか会おうね!


pepsi