インクレディボーな出来事
天気予報によれば「初夏」の気候に近いと聞いて。。。どうせ春休みで小学生いないし、教職員だけでうさぎがどんだけ暑がってるかなんて想像すらしないんだろな。。。必然、小屋の周りに張ったビニールシートで中が蒸れようが、あの人たち一向にお構いなしなんだ。。。
そう思って行った、その予感は的中しました。3月とは思えない暑さ(?)の中、日よけのない小屋の中で体をでれんと横たえてはなちゃんは暑さをしのいでましたよ。。。
こうやって、日中どれだけ暑くなろうが、見に来る人も無い今の学校飼育動物の飼い方そのものに大きな疑問を持ちながら、昼の「暑さ」と、夜の「寒さ」を天秤にかけ、うさぎはどう考えても「暑さ」に弱い生き物というのを想い出し、小屋の周りのビニールシートをはがし始めました。30分くらいかけて、使えなくなったシートはまとめてゴミとして持ち帰り、次の冬に使えそうな(もしかしたら梅雨にも活躍するかも)のはたたんで小屋の裏手へ。。。
あ、シートを外したあと、よしずを小屋の裏手から引っ張りだしてきて、一応の雨避けはしてあげましたよ。よしずは水をはじいてくれるし、そこそこの風よけにもなるし、そして強い日光を遮ってもくれるので。。。
シートは外しましたが、よしずと、そして今年は、はなちゃん、例の三角コーナーに入ってくれるので、寒さも今までに比べればしのげるはずですし。。。
一方のクジャク君にも小屋の周りのハコベをたっぷりあげて(鉄格子の外から)、それぞれの動物たちに話しかけたりして。。。
そんな作業の後、次の目的地へ移動のため帰宅しようとすると。。。
私の目の前に教諭とみられるかた(女性)が現れたのです。。。
ぽかんとして立っていると。。。
「あの。。。いつも来て下さってるかたですか。。。?」
と声をかけられ。。。私が世話に来てたまに置いていくメモやお手紙も読んでいて下さってたとのこと。。。まあ、かなり辛辣なこと書かせていただいてましたからね^^;;でも偽りではないので。。。
時間も限られてたので、詳しくはお話しできなかったんですけど、学校(そのかたは教頭先生でした)としても私にコンタクトをとりたかった。。。そんな風におっしゃってました。だったらもっと早くそうしてほしかったですが。。。
で、ご用件というのはですね。。。
学校は、私にその気があるのなら、「学校応援団」のメンバーとして参加してほしいとおっしゃるのですよ。。。
ハァ~?何かの間違いでしょう?と思いましたが、冗談をおっしゃりそうもないかたでしたので。。。
聴けば、校長先生(敢えて先生と呼ばせていただきますね)がこの春異動(聞き間違いでなければ退官?)なさるそうで。。。
結局4年(3年?)前から最後まで一度もお会いすることなく、4月からこの学校の動物たちのお世話ができる???
夢のような幻のような。。。この3年間はいったいなんだったんだ?
という気持ちと、何でこのタイミングで?という気持ちと。。。
とにかくもしかしたらはなちゃんやクジャクにこの手で触れることができるかもしれない。。。
そんな予感と心の中のざわめきが一緒になった、春のうららの午後でした。。。
帰り際、動物たちの小屋の前に植えられた桜を下から撮りました。。。
そして、そんなことはな~んも知らないでハコベに夢中なはなちゃんでした。。。
pepsi
子猫を生き埋めにした高校教師と、千葉県教育委員会・文科省へ
面白い看板-あなたはどっち派?動物愛護、それとも動物福祉-3
直接の画像のアップロードは、多少の問題も含みますので今回は引用にさせていただきますね。
そこにはこのうさぎの写真も展示してあって、
なまえ XXXX
せいかく
こわがりで、にげやすい。
おとなしい
注意
かってにえさを
あげないでね
とくちょう
省略
にんじん、キャベツ、レタスが大好き
。。。となっています。
クジャクのほうは、
名前: OOOO
性別: オス
性格
おこりっぽい
おこると
さわぎだす
注意
草をあげないでね
###########
賢明な読者の皆さまなら、私がなぜこの看板の抜粋をわざわざここに引用したかおわかりかと思います。2週間前、この看板を目にした時(今日2度ほど行ってみたんですがまだ貼ってありましたよ。。。)、呆れてものが言えませんでした。
今回、3回に分けて、動物愛護と動物福祉の違いについてご説明し、動物愛護という概念が、いかに動物福祉の普及の妨げになっているかについて、この看板を初めて目にした時から皆さんと一緒に考えてみようと思ったのです。
上記の2つの看板は、明らかに動物愛護の気持ちから書かれていると言えると思います。学校が子どもの気を引こうと書かせたに違いありません。言葉遣いは小学生にわかりやすく書かれてますが、あきらかに管理目線です。
まず、うさぎのほうですが、性格が「こわがりでにげやすい」ってどういうこと?お前らが怖がらせる飼い方しかしてないって言ってるようなものだろが。。。
と、pepsi的には思ってしまいます。つまり、動物から嫌われているんですよ。この学校の飼育係も教職員も。。。それくらい動物に対してひどい接し方しかしてないから。。。
第2に、「かってにえさをあげないでね」って、カビたペレットしかあげず、夏休みなんて水も何日も取り換えずにワラもない状況で(当時は炎天下にすだれもなかった)、「かってにえさ」あげなかったらどうなってたと思ってんの?つーか、このうさぎが来る前の年に同じ手口(?)で2匹殺してますから、この学校。それでうさぎ小屋にうさぎいないのおかしいって、うちの近くの小学校から真冬に連れて来たんだろが!校長のメンツのために。。。
いけませんね。つい本音が。。。
次に、クジャクですが、性格が「おこりっぽい」って。思わず、吹き出しそうになってしまいました。なんでクジャク怒らすの?どんなひどい手口で?皆さんそう思いません?
私この3年ほどこのクジャクのところに行って(今日も小屋の周辺のハコベが大きく育ってたので)草あげてますが、そりゃぁ~もう喜んで食べてますよ。飛びついて。。。
怒ったのも見たことないし。メスがいた時は、草の取り合いになってましたけどね。。。
1年中、この鉄格子の中でほとんど吹き込む雨や風をよけるすべもなく生きてる、というより閉じ込められてるクジャクの身になったら、とうもろこしの粉と腐りかけた水だけで365日生活させて他に何の変化もない食生活なんて、自分だったら地獄と一緒です。
動物だって退屈するし、暑さも寒さも感じます。優しく声掛ければ、その声を覚えてくれるし(私の車のエンジン音も覚えてくれて、車を校門の外に止めるだけで、クジャク、「ギーッ」って鳴いて歓迎してくれるんですよ。
皆さんなら、動物愛護と動物福祉の違い、もうわかって下さいましたよね。。。?
動物の身になって、彼らの生きる権利を尊重するのが動物福祉です。そして、今現在、学校関係者がよりどころにしてるのが、動物愛護の考え方でしょう。動物が生きるのにやっとの環境を与えて見世物として満足する飼い方。。。あってはならないことです。
長い間(シリーズ3部作)お付き合い下さいました読者の皆さま、ありがとうございました。
良い1週間をお過ごし下さいね(*^_^*)
pepsi
白うささんからのメッセージ
動物愛好家には2種類いますね。。。
一つが、自分の動物ラブな人。。。
もうひとつのタイプが、自分の飼ってる動物を超えて広く世の中の動物たちの置かれてる環境に目を向けてる人。
どっちが正しいとは言えませんし、タイミングもあるのでしょう。。。
でも、ここにご紹介するアメブロのブロガーさん(白うさぎさん)は、明らかに後者です。
以下、私の今日のアメブロの記事と、その下が白うささんの記事の引用です。よろしければ、白うささんの記事に直接飛んであげて下さい。ご自分のお母様の介護(痴呆が入ってらっしゃる)のことも独特のセンスで紹介してて(「ミミの独り言」)、泣けて笑えるお話ばかりです(^^♪
読者の皆さまへ。。。
私の大好きなブロガーさんの昨日の記事です。
どうかこの白うさぎさんの心の底からの叫びに耳を傾けて、
皆さんの「ハート」で聴いてみて下さい。
よろしくお願いします。
下の、「政治家様へ☆」をクリックすると、白うさぎ様のブログに飛ぶことができます。そこには私と白うささんの白熱コメント交換も見れますよ(*^_^*)
結構口悪なpepssiでございますけどね~!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あなたはどっち派?動物愛護、それとも動物福祉?-2
関東には春到来です。学校のうさぎ小屋の周りでもよく見かけるハコベですが、いたるところでのびのびと育っています。そしてこのハコベ、動物たち大好きなのです。果物なんかよりも好きかもしれません。もし近くの学校で休日誰も見てあげる人がいなかったら、ぜひこの草を摘んで小屋に差し入れてあげて下さいね。(それを禁止する面白い看板を見かけたので、次回改めてご紹介しますね。)
ただ今回の福島の事故以来、雨水の多く溜まる場所に生えたものは避けた方が無難でしょう。。。東海以西は問題ないでしょうが。。。
さて、前々回の記事では、動物福祉が動物愛護とどう違うのかざっとご紹介したのでした。
今回は、その続編で、動物福祉の基本概念をもう少し具体的にご紹介します。
ちなみに、現在私は動物愛護協会にも動物福祉協会にも属しておりません。いずれ近いうちに会員にさせていただくこともあるかもしれませんが。。。(会期が毎年4月~翌年の3月なのです。)また、2011年にはあろうことか、動物福祉協会で会計上の不正が発覚したと報じられたことがありましたが、現在は会計にしろ組織にしろ、より透明性を強調して再発防止はいるようです。何にせよ、組織が大きくなるといろんなことが起こるのは世の常ですね。。。
さて、話を元に戻すと、本当は今日は動物福祉の実践編で、タイトルも決めてたんですが、動物福祉について読者の皆さんと基本的な概念をもう少しさらっておく必要がありますので、動物福祉協会の、「動物福祉について」という項目から、まずその概要をご紹介させていただくことにしました。ここをきっちり押さえておかないと、「可哀そうだから」とか「ひどい」とか感情だけで物言ってると勘違いされてしまうので(もちろん感情の言ってることは全く正しいですし、人が動くのはむしろそういった感情によるものの方が大きいのですが)、敢えて遠回りのようですが、ここはきっちり理論武装しておく必要があるのです。
詳しくは、こちらに飛んでいただいても良いのですが、ごく簡単に(基本概念から逸脱しないよう気をつけながら)ご紹介しますと。。。
動物福祉とは。。。
「動物が精神的・肉体的に充分健康で、幸福であり、環境とも調和していること」だそうです。以下この概念を補足しますと。。。
「動物も人間も命あるものであり、感覚があります。人間以外の動物の基本的ニーズ(生理的、環境的、行動的、心理的、社会的)は人間と共有しています。飼育下あるいは人間によって制限されt環境にいる動物たちは、これらのニーズを自身で満たすことは出来ません。ですから、人間にはそのような動物ができる限り快適に、できる限り苦痛をうけずに生活できるようにする義務と責任があります。」
より具体的には、動物には次の5つの自由が与えられ、動物の責任者はそれらを確保し保障する義務がある、となっています。
5つの自由とは。。。
1、飢えと渇きからの自由
(適切かつ栄養的に十分な食物が与えられているか?)
(いつでもきれいな水が飲めるようになっているか?)
2、不快からの自由
(動物にとって適切な環境下で飼育されているか?)
(清潔か?)
(風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所があるか?)
(ケガをするような鋭利な突起物はないか?)
3、痛み・傷害・病気からの自由
(病気にならないように普段から健康管理・予防はされているか?)
(痛み、外傷あるいは疾病の兆候を示してないか?そうであれば、診療され治療されているか?)
4、恐怖や抑圧からの自由
(動物に恐怖や精神的苦痛(不安)や多大なストレスがかかっていないか?またその兆候を示していないか?そうであれば、原因を確認し、的確な対応が取れているか?)
5、正常な行動を表現する自由
(動物が正常な行動を表現するための十分な空間・適切な環境が与えられているか?)
(その習性に応じて群れあるいは単独で飼育されているか?離すことが必要である場合には離されて飼育されているか?)
ほらほら、あの小学校に限らず、上の5つから逸脱してしまう飼い方のところは山ほどあるのではなでしょうか?
昨日ご紹介した熊谷にあるペットショップは、この中のほぼ全てを満たしていないことはあの写真を見れば明らかです。
ちなみに、ケージを縦にたくさん積んだまま掃除を怠り不衛生な環境で飼育したことで発生したのが「鳥インフルエンザ」のそもそものだと、今日アメリカ人の女性から教わりました。
あのまま夏を迎えたらどうなっていたか。。。いえ、もう何度も夏を過ごして来たに違いないのです。。。本当に劣悪な環境で。。。生きてた方が不思議なくらいです。うさぎが物言わぬと思って。。。どんなにつらい環境だったか。。。だいたいうさぎの目は大きいので、アンモニアなどが回りにあると眼病にすぐやられてしまうのです。それを。。。
小動物愛好家のブロガーさんがおっしゃってましたが、高齢者とガキには動物飼わせるな!って。
もっともな話です。この6年半、複数の小学校での飼育を見させていただきましたが、うっかり金曜日に水とえさをあげ忘れて帰ったりはしょっちゅうでしたし、それを監視しない教職員にも動物福祉の考え方はほとんど皆無と言って良いと思います。無責任にもほどがあるんです。
だから、今回、地元の小学校で新しく動物飼うって言わないで下さってるのは、何も彼らのためではないと思います。全ては無責任な飼い方されて犠牲になる動物を減らすため。。。
そんなに飼いたければ自宅で大事に飼ったらいいんです。
最上の選択だと思います。学校の意見に賛同します。
次回は、いよいよ、近所の学校の動物の小屋で見かけた「面白い看板」について。。。3部作の3番目です。お楽しみに(^^♪
pepsi
熊谷にあるペットショップの営業停止署名のお願い
アメブロのブロガーさんからの転載です。
世の中には本当にひどい飼い方のペットショップがあるもので、問題なのは、その行為自体を悪いことと認識してないことです。
共感されたかたは署名をお願いします。
====================
★署名のお願い★ハクツルペットの営業停止 ハクツルペットの全動物の保護
埼玉県熊谷市の劣悪ペットショップ
http://soramugi585.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
痛ましいうさぎさんの姿があります。
劣悪ショップから数羽のレスキューが開始されています(フェイスブック内にて)
病気の子達は保護宅さまのもとで治療にあたっています
また保護した女の子が続けて出産しています
下記の署名活動に賛同いただけるようでしたら署名をどうぞよろしくお願い致します
m(o´・ω・`o)mペコリン
ハクツルペットの営業停止 ハクツルペットの全動物の保護
あなたはどっち派?動物愛護、それとも動物福祉?
(この記事は、じゅげむ・アメブロ・はてなで共有しています。)
最近、どうしても皆さんとシェアしたい考えがあるpepsiでした。
それは動物のことを考えたときどっちの立場をとるかで行動や主張も全然変わってくるからです。
たとえば、日曜日の午前中にはよく市内の小学校で飼われるクジャクのところに行かせてもらってるんですが。。。
(小屋の外に生えているハコベを網から差し入れてあげると嬉しそうに飛びついて食べるクジャク)
この小学校で飼われてるクジャクは決められた餌(トウモロコシの粉末状のもの)を食べたい時に食べられるよう置き餌になっています。
水も以前はプラスチックの容器に藻がはっていていつ換えたかわからないくらい古い水が置きっぱなしになっていたんですが、最近になって獣医さんのご指導もあり、ステンレス製の容器に換えてもらい、水もたまには取り換えているみたいです。
この学校、「動物愛護」の立場のかたがご覧になれば、よくある、何の問題もない管理の取れた学校飼育動物ということで片付きますね。
ところが、「動物福祉」の見地からすると、まだまだ合格点には行き届かないと思います。
(理由は、この記事で理論編、次回で実践編として説明します。)
「動物愛護」と「動物福祉」、興味のないかたの目にはどっちでもいいんじゃないかと映ると思いますが。。。実は全然違いますね。。。
「動物愛護」は、文字通り、「動物」を人間が「愛護=かわいがる」というふうにpepsi的には解釈しております。その背景には、この地球では人間が生態系の最高位にあり、それ以外の生き物は全て人間によって支配されるという構図で成り立っている、つまり人間対非人間、という人間側の一方的な認識で動物を見ています。
それに対して「動物福祉」とはいったいどのような概念なのでしょうか。。。?
「動物福祉」とは、一言でいえば、「全ての命ある生き物(人間も含む)は等しく生きる権利があり、それらがこの地球で調和して暮らすことが生命本来のあるべき姿、という認識の元に動物を見ています。その概念を借りれば、人間も所詮生態系の一部、という解釈です。
「動物愛護」論者がいう、人間が万物の長という考え方には無理がありますね。takahashiyoshitsuna様がブログにお書きになってますが、犬の嗅覚やサバンナの動物たちに比べたら人間の感覚などほんのお飾り程度のものでしかないわけで。。。彼らの感覚からすれば、人間なんて、どう~しようもないくらい下等な生き物なんですよね。。。
別のうさぎラブなブロガーさんによれば、うさぎの味蕾の数(味覚をつかさどる感覚器)は人間のそれよりも相当多いらしく。。。道理で、うさぎにモモやいちごあげた時、舌の上で転がしてじーっと味わってる感じがしたんですよ。。。うまい物の味わかる人とか、利き酒やってる人がするような仕草。。。
人間が認知できるものでさえそうしてすぐ想いつくくらい動物の感覚ってすごいわけで、そう考えると、一体彼らのどこが「下等」なんだという話になりますよね。
もともと、人間が動物を「管理」するという発想に立ってるのが、「動物愛護」だと思います。動物は弱くはかないもの、だから人間が「守る」んだって。。。
人間の奢りではないですかね。。。そういう考え方って。。。
人類がこの地球に出没する前からいろんな動物いたわけだし、人間がこんな風に化石燃料や原発とその廃棄物の処理方法で地球に迷惑かけなければ、もっと相当マシな暮らしできてたはずですものね、彼ら。。。
それに対して「動物福祉」の立場で守ろうとする「動物の権利」については、一言では言えませんが、動物にも人間同様生きる権利があるという考えに基づいています。詳しくは、PC版ですと、このページの右側に載せさせていただいた(申し訳ありませんがアメブロではダメなのでじゅげむ版かはてな版の私のブログ(pepsiのブログ)) で「公益社団法人 日本動物福祉協会」か、その下の「動物福祉について」(動物福祉協会の用語解説)をご覧ください。
ちなみに、動物福祉協会は動物愛護協会から1956年に独立してできた団体なんですね。これは私の勝手な憶測ですが、動物愛護という考えに限界を見たんでしょうね。昭和31年の出来事でしたか。。。先見の明と言ったら良いのか、彼らの苦悩の末の選択が見えてきますね。皇族の方が支えて下さってるのが動物福祉協会の様です。。。
思うに、「動物愛護」という考え方がはびこってる以上、「動物福祉」の思想が普及するのは難しいでしょう。。。
もちろん動物愛護にかかわっておられるかたが動物の福祉を考えずにやってるかと言ったらむしろ実際の動物と触れ合っている場合、もう心は動物と1対1で対話しているでしょう。。。でも管理という観点で見ていること、そしてそこで満足して現状に疑問もたないかたが社会に大勢いらっしゃるわけで。。。もしくは、その部分を見ないようにしてしまってるかたが。。。
アニマルセラピーなども、人間中心にとらえた概念の上に成り立ってると言えますね。動物を「利用」するという意味においては。。。
でも。。。そろそろ目を覚まさないといけませんね。。。
真の意味で、この星の同胞たちと手を取り合って暮らす選択をしないといけない時期に差し掛かっているのは確かですね。。。人間同士のいざこざや精神的な欠落・不健全性を人間だけで処理しようとするのには限界があると気づく時が来てるってことに。。。
pepsi